技術情報 TECHNOLOGY
コンクリート劣化診断
コンクリートの劣化原因を非破壊・微破壊試験で調査しています。これらの調査結果より、劣化原因を追及し、劣化状況に適した補修・補強方法を提案しています。
コンクリート劣化例(アルカリ骨材反応)
非破壊・微破壊試験方法(例)
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コアボーリングによる調査
ボーリングマシンによりコンクリートコアを採取します。
※コアを用いて、各試験(一軸圧縮試験、塩分量、アルカリ量、中性化、偏光顕微鏡観察、粉末X線回析、コア膨張等)を行います。
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クラックスケールによるひび割れ幅の測定
クラックスケールを用いてひび割れ幅を測定します。
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打音法によるコンクリートの浮き・剥離調査
パルハンマーやテストハンマーを用いて、コンクリートの浮き・はく離を調査します。
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鉄筋探査機を用いた鉄筋位置・被りの調査
鉄筋探査機(ストラクチャースキャン)を使用し、鉄筋位置・被りを測定します。
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検査装置によるコンクリートの強度の調査
検査装置(コンクリートテスター)を用いて、コンクリートの表面硬度を測定します。(精度±15%)
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超音波法によるひび割れ深さの調査
超音波測定器を使用し、ひび割れ深さを測定します。