技術情報 TECHNOLOGY
地中埋設探査
地中埋設探査は、路面等を掘削せずに埋設管やケーブルの位置及び深さが得られます。これにより埋設管等の損傷防止が図れ、効率のよい設計計画が立案できます。
地中レーダー探査
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地中レーダー探査は、高周波の電磁波を地中に向けて放射し、地中からの反射があります。反射波の強度を測定することによって、地中の様子を探査する方法です。
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アンテナから電波を発信し、密度の異なるインターフェース部分からの反射波強度をモニターに表示。
画像解析結果により、埋設物の土被りや形状を確認します。
電磁波探査
電磁探査法は、調査の対象地域からある離れた区間で、信号源として人工的に電流を流し、
その電流によって生じる電場、磁場を測定して地下の様子を調べる方法と自然界の低周波の電磁波によって
発生する電場・磁場を測定して、地下の様子を調べる方法です。
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クランプ法
発信器よりクランプ磁界を送信し、導電体に誘導電流を発生させ2次磁界を受信器で受け、位置を測定します。
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ソンデ法
先行コードにソンデを取り付け、コードを引込みながらソンデ゙棒から発信する磁界を受信器で受け、位置を測定します。
管内カメラ調査
管内調査カメラで、道路下の埋設管にカメラを挿入し、 管内の状況、堆積物、付着状況、劣化状況、異物の混入など、カメラの映像による内部の状況を確認する方法です。
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挿入式(サポートワイヤー併用)
フレキシトレースワイヤー又は管内カメラのソンデから発信する磁界を受信器で受け、位置を測定します。
カメラにより管内の状況を確認します。